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ほたるの幼虫放流しました(^_^)/

みなさま、こんにちは!

中田中央公園管理事務所です。

先日10月18日、ほたるの幼虫を放流しました。

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今回も”横浜ほたるの会”丸茂先生ご指導のもと、東中田小学校のみなさまにご協力いただきました。

今回は5年生、総勢80名ものたくさんのお友達が参加してくれました。

ご引率頂いた先生方、そしてお友達ありがとうございましたm(__)m

今日はその報告です。

 

今日のコレッ!   (2016年10月18日の出来事)

私たちが”中田中央公園にほたるを!”をスローガンにほたる生育事業をはじめて今年で3年目ですが、残念ながら、まだほたるの夕べと言えるまで飛んでくれません。

ほたるの幼虫の放流は、毎年春、終齢期の幼虫(親ボタルになる前の幼虫)を50~100匹程度放流してたんですが、なかなか成虫(ほたる)にならないことから、今年は試験的に1~2齢期の幼虫(生まれたてから脱皮1回目の幼虫)約300匹を秋に放流することにしました。たくさんの幼虫を放流することで成虫になる可能性が高くなるのではと考えたからです。ただ若い数ミリの幼虫が約8か月間元気に水中で成長し成虫になるかどうかはわかりません。とにかくいろんなことを試しながら中田中央公園にほたるが飛び交う姿をみなさまと楽しみたいとの一心でほたる生育事業を続けていきます。

 

ほたるの幼虫の容器と幼虫を取り出すスポイトです。容器には数ミリに満たない幼虫が300匹近くいるんです。そのミリ幼虫をスポイトで丁寧にやさしく吸い取りカップに入れます(^_^)/  ※ここで苦労話・・・幼虫を育てるには水と温度管理が大切で、油断すると全滅します。それこそ夜も寝ずの?緊張した飼育が半年近く続くんです・・・みなさんこのこと・・知ってましたか!! このように大変な手間と苦労のかかる飼育を丸茂先生にしていただいてるんです。 丸茂先生・・ありがとうございます・・・そして申し訳ありませんm(__)m

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大切な幼虫を放流するカップに入れ分けます。東中田小5年生のみなさんに放流してもらいます。dsc02876

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最初に丸茂先生から”横浜のほたる”についてお話をいただきました。 そう・・・私たちが育てるほたるは、”横浜生まれの横浜育ちのほたる”だけなんです。 だから”横浜ほたるの会”なんですね。 ちなみに中田のほたるは瀬谷で生まれたほたるなんですよ。 dsc02854

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中田中央公園を南北に蛇行流する村岡川に到着です。この川のカワニナをエサに幼虫は頑張って成虫を目指します!

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丸茂先生が手塩にかけて育てた幼虫を放流します。丸茂先生がわが子の旅立ち?を見守りますdsc02871

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やさしく丁寧に放流してくれました・・・東中田小5年生のみなさん・・ありがとうございました。 そしてご協力いただきました芝校長先生・・・クラスご担任の先生方・・・本当にありがとうございました。dsc02859

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東中田小のお友達が放流してくれた幼虫が、来年こそは夏の中田中央公園の夕べを優雅に飛び交う情景を楽しみにしましょう。 大切な幼虫が元気に育つよう、私たちも精一杯頑張ります!!

これからも中田中央公園をよろしくお願いします(^_^)/